From:姥澤 大
北欧の名作椅子展IN北奥が青森県は板柳で開催中!
今回の企画展は絵画のギャラリーのように椅子だけを展示する初の試み。
「今年はウェグナーの生誕100年になるから、何かイベントやってみたら?」
「モーエンセンも同い年だから、同じく生誕100年になるね」
という何気ない会話の一言からでした。
10月はじめの土日に地元板柳で開催された「クラフト小径2nd 2014」に
木箱の箱打ちワークショップで参加し、終わった翌週からプロジェクトをスタート。
今年がウェグナーの生誕100周年だから、今年中にやらないといけないし、
青森だから雪降る前に開催したいよね〜。。。
デザイナーの木村さんに無理な協力をお願いして、プロジェクトが始動!
印刷物に使う撮影から始まった。
岩木山をバックに田んぼで撮った写真と、りんご畑のもの。
それと木箱工場で撮った写真。
それぞれ良かったので、3種類をオリジナルのポストカードを作成。
「ハンス・J・ウェグナー」はベストセラーの椅子「Yチェア」や、
ジョン・F・ケネディーが愛用して有名になった「ザ・チェア」など
作品も本人も知られているので、比較的紹介しやすい。
もう一人のデザイナー「ボーエ・モーエンセン」
彼はウェグナーの親友であり、才能あふれる家具デザイナーだ。
個人的にも好きなデザイナーであり、デザイン史に残る名作を残しているので、
何としても一緒に紹介したいと思った。
Yチェアなどウェグナーの著名な作品を製造するカール・ハンセン&サンと
ザ・チェアやベアーチェアなど名作を製造するPPモブラー。
モーエンセンの家具を製造するフレデリシア。
これらの輸入代理店から協力を得て、今回の企画展開催となった。
青森県内で北欧の名作椅子だけの企画展というのは、おそらく初めてだったんじゃないかな?
普段の生活で「椅子」について考えることって、あまりないと思う。
座るための道具なんだけど、椅子って人に密着するものだから、
モノによって座り心地が全然違う!
デザイナーのこだわりや思いが直接、身体に伝わってくるから、
座った時に「すごい!」って瞬間的に分かるんです。
今回の目的の一つは、いい椅子を見て触れて、体感してもらうこと。
座ってみるといい椅子とそうでないモノの違いが分かるはずです。
今月末までの開催なので、まだの人は是非、名作椅子に座ってみてください☆